活動記録
ITMSFセミナー「安全で安い革新的原子力」
Safe and Cheap Energy by Nuclear Innovation # 日時:2024年2月3日(土曜)13:30-16:30(開場13:00)
第14回総会
2020年12月5日14:00-16:30、オンラインでNPO総会を開催しました。
決算資料の審議がなされ、承認されました。 当NPOとTTS(トリウムテックソリューション)社とが技術協力協定を締結した件について、背景や内容が報告されました。 木下理事長より、MOSTECH社・九大・核融合研究所での熔融塩技術活動について、紹介がありました。 コロナ感染の状況で公開研究会が開催できないので、来年度はどういう活動が考えられるか、会員の皆様からのアイデアやアドバイスを頂きました。
第13回総会・第26回研究会
第13回総会 # 2019年10月26日に、東京駅前の会議室において、NPO法人「トリウム熔融塩国際フォーラム」の第13回総会および第26回研究会が開催されました。 26名が出席し、下記が審議され、承認されました。
第12回総会・第25回研究会
第12回総会 # さる2018年10月20日に、電気通信大学において、NPO法人「トリウム熔融塩国際フォーラム」の第12回総会および第25回研究会が開催されました。 18名が出席し、下記が審議され、承認されました。
上海でのGIF会合と中国TMSR設計レビュー会議
2018年4月10-11日に、上海応用物理研究所(SINAP)で開催された第4世代原子炉国際フォーラム(GIF)熔融塩炉運営会議と、12-13日に開催された中国熔融塩炉TMSRの設計レビュー会議に当NPOの吉岡律夫が出席しました。中国側より、熔融塩実験炉を2020年に臨界到達させる工程等の大幅な開発加速が発表されました。
ITMSF長崎セミナー
セミナー題目:「核兵器を無くし核エネルギーを制する新技術を長崎から」
日時:2017年9月9日(土曜日)13:00-15:30(開場12:30)
場所:長崎市立図書館・新興善メモリアルホール
「トリウム熔融塩炉に関する英語版教科書」の出版
この度、熔融塩炉の英語版教科書が出版されました。熔融塩炉に関する世界で唯一の教科書で、日本から全体の1/4に当たる約200頁を寄稿しており、裏表紙には「トリウム熔融塩国際フォーラムの協力により完成した」と記載されています。
書籍名:「Molten Salt Reactors and Thorium Energy」
第22回公開研究会
現在、欧米やアジアなど世界各国でトリウム熔融塩炉への関心が非常に高まっており、昨年は、熔融塩炉開発の転機となるような重要なイベントや動きが幾つもありました。 今回のセミナーでは、基礎的な技術から、世界の動向まで、各種の講演が行なわれます。皆様奮ってのご来場をお待ち申し上げております。
日時:2017年4月22日(土曜)13:00-16:00 (開場12:30)
IAEAでのトリウム熔融塩炉会議
2016年11月11日記
国際原子力機関(IAEA)は、2016年10月31日~11月3日、トリウムを用いた熔融塩炉に特化した初めての国際会議Technical Meeting on the Status of Molten Salt Reactor Technologyをウィーンの本部で開催し、研究開発の加速に向けた議論を始めた。IAEAは今までトリウム利用炉や小型炉の会合を開いたことはあるが、熔融塩炉に特化した国際会議の開催は初めてである。
IAEAのSMR Bookに熔融塩炉が掲載
IAEAが発行している「モジュール式小型炉」の紹介本に、2016年、始めて熔融塩炉(当NPOのFUJIを含めMSRが5件、FHRが3件)が掲載されました。(英文)
下記URLをクリックして下さい。FUJI炉についてはP345以降に掲載されています。.
https://aris.iaea.org/Publications/SMR-Book_2016.pdf
第9回総会及び第19回研究会
日時:2015年11月14日(土曜)13:10-16:00
場所:「貸会議室プラザ・八重洲北口」矢満登ビル・3F第6会議室。
第9回NPO総会 # (13:10-14:00)
第18回研究会
2015年7月30日(木曜)に、第18回見学会・研究会を開催しました。」 最初に、東京・狛江市の電力中央研究所にて、熔融塩を使った乾式再処理研究についての説明を伺った後、同所の設備の数々を見学しました。 その後、狛江駅前の「泉の森会館」へ移動し、木下理事長から昨今の情勢について解説があり、吉岡理事より「ORNLの熔融塩炉開発の歴史と思想」の講演が行われました。
第17回公開研究会
現在、欧米をはじめ、世界各国でトリウム熔融塩炉に関する関心が非常に高まっております。今回の研究会では藤田玲子・原子力学会会長や、中国科学院のトリウム熔融塩炉開発センター長である徐洪傑氏や、Martin Ruscak・チェコ原研・所長など、下記5講演がなされました。合計で約140名の参加者がありました。
名称:トリウム熔融塩国際フォーラム・第17回研究会
第8回総会及び第16回研究会
2014年11月8日、東京都中央区八重洲・矢満登ビル第6会議室にて、第8回NPO総会が開催されました。委任状を含め正会員20名と賛助会員5名ほか1名が参加しました。
吉岡律夫が理事長職を退任して名誉理事長となり、後任には木下幹康が理事長に就任し、また古川和朗が副理事長に就任する旨の挨拶がなされました。 旧年度の活動報告と経理報告の承認 新年度の活動方針と予算の承認 その他の討議の後、第16回研究会として、下記の2件の講演が行われました。
PHYSOR国際会議で熔融塩炉研究を発表
NPOの行事でありませんが、2014年9月29日の週に京都で開催されたPHYSOR(原子炉物理国際会議)にて、熔融塩炉事故解析指針に関する講演と共同座長を吉岡律夫が務めました。なお、この会議では、全部で15件の熔融塩炉関係の論文が発表されました。
第15回研究会(J-PARC見学会)
2014年7月24日、当NPOは、東海村のJ-PARC(陽子線加速器の利用設備や核変換施設建設予定地など)を見学しました。 また、見学の後、下記の2件の講演がありました。」
JAEA佐々様「アクチナイド核変換計画」 当NPO吉岡理事長「AMSBのエネルギーバランス」 JRR-1建屋前にて
GIF会合に参加
2014年5月28-30日に、上海SINAP(応用物理研究所)で開催されたGIF会合(第4世代原子炉の中のMSR運営委員会)に出席し、当NPOよりも講演をしました。 また、SINAPの各種実験設備を見学し、3日目には中国MSR実験炉の設計レビュー会合にも出席しました。
第14回公開研究会
現在、欧米をはじめ、世界各国でトリウム熔融塩炉に関する関心が非常に高まっております。今回の研究会では鈴木達治郎前原子力委員長代理の御講演を含め、下記の4講演が行なわれました。
名称:トリウム熔融塩国際フォーラム・第14回研究会
日時:2014年5月17日(土曜)13:30~16:30
日本生物地理学会 市民シンポジウム
2014年4月12日(土)13:30-18:00
東京都豊島区・立教大タッカーホール
「対論!人類は原発をどうするのか?」をテーマに、京大・小出裕章氏と生物地理学会・森中定治氏が講演し、各界の識者からなるゲストやコメンテーターが意見を述べた。当NPOの吉岡律夫理事長も最後にゲストとしてコメントしました。
GIF活動の紹介論文
当NPOはGIF(第4世代原子炉)の熔融塩炉運営委員会が設立された2005年以来、オブザーバーとして不定期に参加しています。 現在までの活動の概要が、雑誌「Progress in Nuclear Energy」に、「The molten salt reactor (MSR) in generation IV: Overview and perspectives」という記事で掲載されました。当NPOの吉岡律夫も共著者とし名前が出ています。
第7回総会および第13回研究会
2013年11月16日、東京ウィズビジネスセンター第2会議室において、第7回総会が開催されました。
平成24年度決算などの件、 平成25年度予算などの件 役員選任の件 が審議され、いずれも満場一致で承認されました。 引き続く研究会において、下記の2件の講演がなされました。
英語解説論文収録本の出版
2013年9月13日、Elsevier社より「Molten Salts Chemistry: From Lab to Applications」という題名の英語本が出版されました。 この中に「Nuclear Energy Based on Thorium Molten Salt(トリウム熔融塩による原子力」という章を、吉岡理事長が執筆し、掲載されています。 日本で実施された熔融塩炉FUJIの最新設計結果のほか、熔融塩炉開発の経緯、世界の現状、燃料製造システムなどについて記載した総括的な論文です。
筑波KEK見学会と第12回研究会
2013年6月15日(土)に、筑波KEK見学会と第12回研究会を開催しました。今回はNPO会員だけの会合です。 参加者は14名で、KEKB衝突型リング加速器と、研究棟「富士」などを見学しました。 その後、NPO第12回研究会を開催し、熔融塩炉の技術課題について討議しました。
ミニ・シンポジウム、開催しました。
「子孫のため!原発のソフトランディングの可能性。-エネルギー政策、核廃棄物処理へ救世主となるか、トリウム熔融塩炉」 エネルギー・原発・核廃棄物・・・これらは人類共通の課題であり、勉強・啓発を兼ねて、市民の参加を呼びかけました。トリウム熔融塩炉について、吉岡NPO理事長より講演の後、パネル討論により会場の皆様にも参加頂きました。
(日時) 2013年6月7日(金)午後3時~5時
静岡県での「トリウムと熔融塩炉シンポジウム」で講演
2013年5月17日に、静岡市で開催された「第21回原子力エネルギーシステムシンポジウム」で吉岡理事長がトリウム熔融塩炉に関する講演を致しました。
日時:2013年5月17日(金)9時30分~18時00分
会場:静岡県男女共同参画センター「あざれあ」大ホール
原子力委員会への説明の件
2013年5月9日の第17回原子力委員会の場で、トリウム熔融塩炉の研究開発に関し、海外の状況と国内の取り組み状況を公式に説明する機会を得ました。
場所:東京都千代田区霞が関3-1-1、中央合同庁舎4号館1階、123会議室
日時:2013年5月9日(木)10:30~12:00
第11回公開研究会
150名以上の申込みがあり、盛況でした。また、活発な議論がなされました。
現在、欧米をはじめ、世界各国でトリウム熔融塩炉に関する関心が非常に高まっております。特に、中国は2011年にトリウム熔融塩炉(TMSR)と熔融塩増殖炉(ADS)に関する開発計画を公表し、世界を驚かせました。今回のセミナーでは、下記の3件の講演が行なわれました。
日時:2013年4月20日(土)13:30~16:30
韓国での熔融塩炉ワークショップで講演
韓国の蔚山科学技術大学が2013年1月29-30日に開催した熔融塩炉国際ワークショップに招待されたので、講演を行ないました。韓国も熔融塩炉の研究を始めるとのことで、今後が注目されます。
インドでの熔融塩炉会議
2013年1月9日から11日まで、インド・ムンバイ市で「熔融塩技術の原子力適用」と言うタイトルで、熔融塩炉を中心とした会議が開催されました。当NPOも招待され、論文を提出し、講演を行ないました。 (CMSNT: Conference on Molten Salts in Nuclear Technology” at BARC(Bhabha Atomic Research Centre) ) インドは、中国同様、ウランは殆ど取れない一方、トリウムは豊富に取れるので、固体トリウム燃料炉の研究を永年続けており、その路線は維持する模様ですが、熔融塩炉研究も始めたとのことです。 会議のHPは右記で、講演者のPPTも掲載されています。 https://web.archive.org/web/20130823054815/http://moltensaltindia.org/