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モルテン・ソルト・リアクター勉強会

[日 時] 2017年6月21日 (水曜日)

[時 間] 16 時00分受付開始、講演会17時開始

[場 所] 衆議院第一議員会館 B1F・大会議室

[講 演]

  1. 「溶融塩炉がもたらす技術革新と至近の世界動向」 木下幹康 (ITMSF理事長)
  2. 「溶融塩による使用済み燃料処理 の技術課題」 寺井隆幸 (東大教授)

[会費 ]資料代として1,000 円(当日)

原田義昭代議士(代表世話人)10分

山本拓代議士(代表世話人)5分

松井一秋氏:エネ総研(3分)

出席者紹介:世話人代議士4名、経産省・原子力政策課長、文科省・原子力課長、経団連、電事連.

0:25分目から、木下NPO理事長講演

0:56分目から、寺井教授講演

1;34から、有馬朗人先生コメント

福井新聞、2017年6月23日「溶融塩炉 可能性探る 産学官で勉強会開始 代表世話人に山本議員」
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燃料にウランではなくトリウムを使う次世代原子炉「溶融塩炉」について理解を深める勉強会が21日、衆院議員会館で始まり、福井県選出の山本拓衆院議員が代表世話人に就いた。次世代炉の新たな選択肢として産学官で科学的検討を進めるとしている。 勉強会には経済産業省や文部科学省、経団連、電力会社など産官学から約300人が参加した=写真。増え続ける使用済み燃料対策が急務となる中、山本議員は開会あいさつで国内での溶融塩炉開発の可能性を探る必要性を強調した。 呼び掛け人代表の有馬朗人・元東京大総長は「原子力の最大の課題は、推進するにしても廃絶するにしても使用済み燃料の後始末をどうするかということ。溶融塩炉の技術開発を早急に進めるべきだ」とのメッセージを寄せた。 溶融塩炉は核分裂反応で生成されるプルトニウムが少なく、使用済み燃料の処理もしやすいという利点があるとされる。勉強会では専門家2人が米国や中国などで進む研究開発状況や国内での技術課題について講演し、福井大と東京大の研究も紹介された。 このほか▽産学官合わせて科学的検討を進める▽溶融塩炉の実現には政府が正面から関与しなければならず、自民党をはじめ与野党挙げての理解と支援が不可欠―との決議を採択した。