頁数:840頁、出版日:2017年7月、出版社:Woodhead Publishing (Elsevier)、編者:Thomas James Dolan、定価:USD:353
熔融塩炉に関する世界で唯一の教科書で、日本から全体の1/4に当たる約200頁を寄稿しており、裏表紙には「トリウム熔融塩国際フォーラムの協力により完成した」と記載されています。なお、2024年に改訂版が出版されています。
目次
- 1章:熔融塩炉に対する高い関心の理由
- 2章:発電システムとしての応用
- 3章:その他の応用
- 4章;原子炉物理
- 5章;動特性
- 6章:熱水力特性
- 7章:材料関係
- 8章:熔融塩化学処理
- 9章:環境関係と資源問題
- 10章:核不拡散関係
- 11章:日本のFUJI設計
- 12章:高速中性子スペクトル型熔融塩炉
- 13章:固体燃料熔融塩冷却炉
- 14章と21章:燃料被覆管封入型熔融塩炉
- 15章:ADS(加速器による未臨界熔融塩炉)
- 16章:核融合核分裂ハイブリッド炉
- 17章:中国が建設中の熔融塩炉
- 18章:カナダの一体型熔融塩炉
- 19章:米国ThorCon社の設計例
- 20章:欧州での安全関係の活動
- 22章:米国Transatomic Power社の設計例
- 23~25章:欧州の設計例
- 26章:世界23カ国の研究活動
- 27章:今後の方向性などの結論